レンタル彼女で副収入は?
レンタル彼女というのは、貸し彼女というか1日限りで彼女になってデートしてあげるバイトで、女性の副業として少しずつ話題になっているサービスです。
レンタル彼女は男女ともに運営会社に登録した会員として利用できます。
仕事内容は会員男性と実際に会ってデートするだけで、性的な接触は一切ありません。
デート内容はランチや映画、ショッピングなど、普通のデートと同じようなデートで、事前に内容を決めておきます。
自分の好みでないデートや苦手なデートなら断ることも出来ますし、相談してデート内容を変更することもできます。
男性会員とのデート内容の相談などは、運営会社が発行するメールアドレスを使って行うので、自分の携帯番号やメールアドレスが知られることはありません。
デート代や食事代などは男性が負担します。
女性の安全確保のため、個室になるような場所でのデートは禁止されているので、ドライブやホテル、カラオケボックス、男性の自宅などに行くことはありません。
肌の露出が増える場所(海やプールなど)も禁止されています。
高収入で、細かい決め事もあるので男性相手の仕事としては比較的安全なイメージもありますが、携帯電話越しのメールレディに比べると、直接会うのですから男性に迷惑行為をされたりストーカーされるなどのリスクはあります。
トラブルを避けるためには、デートで本名や住所を教えないのは基本ですが、それ以外にも会話の内容で個人が特定されてしまう可能性もあるので油断はできません。
またレンタル彼女サービスが増えて過当競争になれば、女性の安全確保のルールが甘い会社も出てくる可能性が高く、そのような会社で仕事をすれば当然リスクが高まります。
メールレディよりも格段にリスクがあることは理解しておいてください。
パパ活って安全に稼げるの?
最近「パパ活」という言葉がよく見られるようになりました。
パパ活の定義はいろいろあるのですが、渡部篤郎さん主演のフジテレビドラマ「パパ活」の説明文によると
このように書かれています。
レンタル彼女のように会社に所属して1回ずつ派遣されるのではなく、個人対個人でお付き合いをして金銭の受け渡しを行う関係でアプリや交際クラブなどで出会う場合が多いようです。
金額的にはカフェでお茶をつきあって5,000円から10,000円程度、お食事やお酒に付き合えば3万円くらいが相場ですが個人間のやり取りなので人によって大きな差がありそうですね。
個人対個人の関係なので、良い人と巡り合えればプロの愛人ではないけれど割の良いバイトになるかも知れません。
ただし、逆に考えると間に会社を通していないので全て自己責任になり、何かのトラブルがあったとしても自分で対応する必要があります。
- 売春防止法
- 自分が18歳未満
- パパが既婚者だった
パパ活は「一応」身体の関係はないのが前提ですが、それはあくまでも建て前であって関係を求められたり応じるパパ活女子もいます。
身体の関係を持つことを条件に、その行為の対価としてお金を受け取ると売春行為となり、売春防止法という法律に引っかかってしまう可能性が高くなります。
第二条 この法律で「売春」とは、対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交することをいう。
また18歳未満であれば「児童ポルノ法」(児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律)によってく罰せられることになります。
さらに言うと、パパが既婚者の場合には不倫になるので不法行為に該当し、妻から損害賠償を請求される可能性があります。
このような判例もあります。
肉体関係は認められなかったものの、夫と食事やお茶、映画を見る関係だった女性に慰謝料を請求した裁判で、裁判所は、女性が「夫婦生活の平穏を害し原告に精神的苦痛を与えたことは明白」と認定しました(平成15年、東京簡易裁判所)。
「パパ活は安全に稼げるの?」という問いにはYesとは言いにくいのが現実です。
軽い気持ちでパパ活して思いがけないトラブルに遭遇する可能性もあるので、心に留めておいてくださいね。